意見交換掲示板過去発言No.0000-200903-4
Re:呼吸について |
投稿日 2009年3月1日(日)11時41分 投稿者 けりーずはうす
心臓など胸部に問題がありそうな症状ですね。 必要な検査は、血液検査、レントゲン、心電図できればエコー検査であろうと思われます。 ただ、心電図というのは動物が倒れるほどであっても、その時以外は正常な電気的所見を示していることが多々あります。 ですから、何度も心電図検査を受けてみる必要があったりします。 また、今はホルター心電図といって24時間記録できるタイプのものを使用している動物病院もあります。 場合によっては主治医の先生に胸部内科に明るい大学病院などを紹介していただくなどのセカンドオピニオンをご相談なさってみてもいいかもしれません。 また、今後のことですが飼い主さんが帰宅のたびに倒れるのはあまりいい状況とはいえません。 ワイマラナーは比較的飼い主さんがいなくなると不安を感じる分離不安気味にはなりますが クレートにいれての留守番ができないようでしたら、留守番するためのトレーニングを少しずつなさった方がいいように思います。 1、コートや鍵など出かける格好をしてもでかけないで、家事などをおこなう 2、前触れ無しにでかけ、1−2分(10秒ほどから始めても良い)で戻る、を繰り返す 3、その際「行って来ます」や「ただいま」などでかけるあるいはでかけていたという合図は犬に絶対に送らない 4、自宅にいるときにも時々犬と別の部屋ですごす 5、飼い主さんが自宅にいるときにはテレビなどをつけているようであれば、でかけるときにラジオなどを小さなボリュームでもいいので、つけてでかけるようにする 6、仕事で長時間留守にし、帰ってきた時にも「ただいま」などの合図をおくらないで 犬が興奮中は声をかけない、触らない、見ないいわゆる無視で対応するようにします 少し静かになったところで「スワレ」のコマンドで落ち着かせ、触ってあげます。 ですが、また興奮したら手を離し、立ち上がり無視 この繰り返しをすることで、帰宅時の興奮の時間が徐々に短くなっていくはずです。 短くならないとすれば、この「無視」が徹底されていないと思われますので、やりかたを検討してみてください。 実は、私もワイマラナーを飼育していますので彼らの分離不安気味の気性やクレートトレーングのやりづらさは知っています。 ワイマラナーは確かにこういった性格ですが、だからといって諦めてしまったらそこで進歩は止まってしまいます。 諦めずに教え続けること、そして方法を模索することでしょう。 こっぷさんのワイマさんがクレートに対して興奮しないならトレーニングを始められればいいですし やっぱりかえって興奮するなら、クレートトレーニングは見合わせたほうがいいかもしれませんね。 でも少なくとも帰宅の興奮を抑えるトレーニングは真剣に取り組まれた方がいいように思います。
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