自分では飲みませんか？　小鉢に入れて自分で飲んでくれるなら、100ｃｃほども入れて、好きに飲ませればよいのですが。ただの水より、食いつきは良いと思います。
体重2ｋｇ前後のウサギさんならば、それ位は大丈夫です。状態が見えないので何ともいえませんが、外の暑さで水分の消耗が激しいと見てのお話です。
脱水の目安は、肩の辺りの背中の皮膚をつまんでみます。柔らかく素直に戻るなら脱水はしていません。なんとなく戻りが悪い、あるいは戻った時に皮膚に何となくしわがよるようなら、脱水を起こしています。その時は、与える水分をもう少し増やしてあげてもよいかと思います。我が家の2200ｇのウサギで水分が足りていないと、一度に50ｃｃ位は飲む事があります。
野菜を食べているなら、野菜はほとんどが水分ですから、わずかな補助でよいかと思いますよ。
嫌がるときは、無理に飲ませる必要はありません。誤飲の元になりますからね。
あと、きれいに飲めた場合は良いのですが、口の周りについた場合は、濡れタオルで拭いてあげてくださいね。（お湯で拭いたほうが、びっくりしませんけれど）
案外ガビガビになりますので、皮膚の炎症を起こしてもいけません。ある程度食べているなら、規定量より心もち薄めてあげた方が無難かしら。

ノミにかんしては、園児もいるので困りますね。
猫のノミ取りクシ（プラスチック製なら数百円）というものがあります。それで毛を梳くと、ノミがクシの歯の間に引っかかるというものです。ウサギさんにも使えます。
ただしウサギの皮膚はとても敏感で弱いので、皮膚を傷つけないように気をつけてくださいね。脇・股・お腹・首筋に多くいると思います。死骸も取れますので、きれいにしてあげた方が良いかもしれません。
食欲が落ちた一因に、ノミの不快感や、大量発生の吸血で貧血状態になるといった事も考えられます。外飼いのばあいは、野良猫さんなどから移されますので、定期的なチェックと予防が必要でしょう。でも間違っても予防の為に小屋の周囲や床に殺虫剤などは撒きませんように。ウサギは薬品に敏感ですから。
ノミがいては園児が近づく事もできません。やはりケージで室内飼いが、一番無難ですね。

また野菜を食べつけているウサギさんが食欲がない時、香りモノなどが食欲を引き出すきっかけになる事もあります。シソやパセリ、クレソンや明日葉やセロリ（我が家は葉が好物です）、あれこれ試してみるとよいかもしれません。案外猫じゃらしやススキなどの野草に食いつく時もあります。
人間でも暑さでばてている時は、目先の変わったものがほしくなる事があるでしょう？
ウサギさんも同じです。
栄養が不十分でも、皮膚がカサつくこともありますので、何とか食欲を取り戻して欲しいですね。