意見交換掲示板過去発言No.0000-201004-9
Re:ゴールデン(6歳)の脂肪腫 |
投稿日 2010年4月12日(月)10時04分 投稿者 けりーずはうす
>根元が筋肉にくっついている脂肪腫は、通常の可動性のある脂肪腫よりも、切除した方が良いものなのでしょうか? そうですね。場所が肋骨付近というのも早めに切除を勧める理由となります。 筋肉に張り付くように出来ている腫瘍は、切除の際に筋肉を一緒に切除しなければなりません。 大きくなればそれだけ欠損部が大きくなり、縫い合わせにくくなります。 また、それが肋骨周囲の筋肉ということになれば、胸に穴が開いてしまう危険性をはらんでいるからです。 また、今年6歳ならば麻酔のリスクも低いうちに心配を取り除くということも手術を勧める理由となります。 大型犬の平均的寿命にはまだ4年以上あります。 その間に大きくならないという保障はありません。 平均的に犬は7歳で高齢期に入りますが、大型犬はこれよりは早いと思ってください。 大きくなってきた時の年齢は今より確実に麻酔のリスクは高くなります。 こういう風に全体的に考えると早いうちのほうがいいと思いませんか?
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