意見交換掲示板過去発言No.0000-201005-32
Re:病気で寝ているので毛玉がひどいです。 |
投稿日 2010年5月19日(水)10時52分 投稿者 けりーずはうす
私も、海が好きさんと同じで、この気温が上昇してくる時節柄、冬毛も残っている毛玉のままにしておかれるほうが犬にとって酷なような気がします。 犬は鏡を見るわけでもありません。見てもそれが自分であるということを 認識できるわけでもありません。 日本の高温多湿の気候は、夏でも曇ることが多いイギリス原産の犬たちには辛いはずです。 私の周りのシェルティーの多くは、この季節サマーカットをしていますよ。 飼い主さんは、涼しくて楽そうだと喜んでいらっしゃいます。 寒そうなら、洋服を着せるなり、毛布をかけるなりの工夫できます。 さて、どうしても全身のカットに抵抗があると言うことならば、sumireさんのアドバイスどおり 排泄時に汚れる場所だけカットしておくというのもいいでしょう。 この季節に排泄物の臭いはハエを呼びます。 寝たきりなど弱っている動物で気をつけなければいけないことが、このハエに卵を産みつけられるハエウジ症です。 排泄物で汚れたらすぐにぬるま湯で洗えたり、乾かしたりが簡単なほうが 清潔ですね。 もちろん床ずれ(褥瘡・じょくそう)も気をつけなければいけません。 この床ずれなどの外傷から出る浸出液などもハエを呼ぶ原因となります。 毛が深いと、これらの外傷に気がつくのが遅れることが多いということにもなりますから 毎日しっかり体中を点検していただく必要があります。 床ずれができやすいのは、肩、骨盤上部2箇所(太ももの背骨近くと尻尾の付け根近くで触れる骨)、頬です。 昨年亡くなった私の犬は、寝たきりになって1週間でした。 もう少し介護をしてやりたかったなと思う反面、生ききったからこそ未練がなかったのだろうと思っています。 何をどうしてやっても、私達人間は大なり小なり後悔するものです。 それでも亡くなった後、前向きに生きれるのは、今精一杯のことをしてやることなんでしょうね。 何よりもともさんがシェルティーさんが不安にならないように傍に寄り添ってあげることがいいのかもしれませんね。
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