獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-201006-32

Re2:猫の膀胱炎、抗生物質の投与量
投稿日 2010年6月19日(土)17時35分 投稿者 もんじゃ

プロキオン様、回答ありがとうございます。
飼い主の私自身が猫の腎臓病に対し神経質になっているため、どうか腎臓に負担の少ない
抗生物質というお願いしての処方だったのでこうした選択だったのかもしれません。
プロキオン様のおっしゃるとおり獣医師との信頼関係に問題があると私も気づきました。
海外から連れてきた猫なのですが、どうも日本の獣医師さんと以前いた国の獣医師さんの
違いに戸惑っています。
日本の獣医師さんは知識が豊富でいろいろ親切に詳しく説明してくれるのですが
その後の治療の方針にかんして“ではこうしていきましょう!”という結論がなく、“ではどうしたらいいんでしょうか”と結論をうながすとどうも消極的な感じです。
何件かこちらでかかりましたが、どこも同じ印象を受けました。
ただうんちくを長く聞かされるという感じです。
我が家の猫は咳も一日中していますので心臓病の可能性もありますといわれ、心臓病と腎臓病の併発は治療がやっかいだということを事細かにお医者様の知識として説明されました。
たとえば今、家で皮下輸液を定期的におこなっていますが、それは肺水腫とともなっている心臓病であれば逆効果だが、利尿剤を使用するような治療は腎臓病では命取りになるので行えないのでむずかしいとか。
高血圧なら血圧をさげることで腎臓病にも心臓病にもよいとか。
“では心臓病の検査をしたほうがいいですよね”
というと
“いや呼吸が苦しいなら検査は負担がかかるからやめたほうがいいですね”
“でも良かれと思ってやっている輸液が心臓病の悪化の原因にならないか心配です”
“いまの状態で何年も生きているんだから適量なんじゃないんですか”
こんな感じです。
高度医療もできる設備もととのっているのがウリの病院なんですが、わりと今回の薬のことも“あのプライドの高そうな頭でっかちの若い医者に質問したら一蹴されそうだな”と思ってしまいました。
最初の診断でよく生きて2年といわれ、なんとか5年間生きさせることができた
大切な子です。あまり猫にストレスをかけたくないのでいろいろな医者につれていきたくないのですが心臓病のこともありますし信頼関係を築ける医者を探したいと思います。
ありがとうございました。

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