獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-201008-70

Re:抗生物質の副作用について
投稿日 2010年8月30日(月)03時45分 投稿者 パールちゃん

獣医師ではありませんが。
抗生物質を投与すると下痢気味になることがあります。感染症を引き起こす悪い菌とともに、腸内のいい菌も減ってしまうため。下痢がひどくなり水様便のようになるなら問題ですが、元気と食欲があるなら日数通りの抗生物質を最後まで飲ませてください。途中で打ち切るのは抗生物質の効かない耐性をもたらしてしまうのできちんと全部飲ませることが大切です。おなかにいいと表示されているプレーンヨーグルトを小さじ1杯ほど舐めさせたり、人間の赤ちゃんにも使えるビオフェルミンなどの乳酸菌整腸剤を耳かき1杯ほどを毎回のゴハンに混ぜるとおなかの善玉菌キープに役立ちます。
嘔吐は草混じりなら、通常の毛玉吐きだと思います。食べた餌を吐くなら心配ないです。胃液だけを何度も何度も何時間にもわたって吐くのでなければ心配ありません。
抜歯跡が痛いため痛み止めが切れたときに発熱する場合があります。これも元気と食欲があるなら特に気にする発熱ではないと思います。
術後3日目だけ抗生物質を飲まなくても、そのあと再開してきちんと飲ませているなら感染症を抑えられます。
元気や食欲が目安です。元気や食欲の点でおかしいなと思ったら、早めに病院へ相談を。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。