意見交換掲示板過去発言No.0000-201207-35
Re3:うさぎのエンセファリトゾーンについて |
投稿日 2012年7月14日(土)17時09分 投稿者 チーママ
ただのウサ飼いですので、あくまでもご参考までに。 水晶体のにごりは、先行きを考えると本当にご心配ですね。 EZ症に関しては、昔ほど劇症というケースは少なくなっているようですので、日々の様子に気をつけながら、何か変だな?と思ったら病院へいくという感じでよろしいかな?と思います。中には一生発症しないキャリアということもありますが、高齢になると抵抗力が落ちてきて何らかの問題が出ることもある、という事を頭の中に入れておけばよいのではないでしょうか。 お薬に関しては、副作用をご心配なさることも理解できますが、こと駆虫に関しては、中途半端にすると結局生き残ってしまうこともありますので、獣医さんの指示通りになさってくださいね。同時に投与するステロイドに関しても、よくある相談に書いてあるとおりに神経保護が目的ですので、こちらも獣医さんの指示通りでよろしいかと思います。 (よくある相談のエンセファリトゾーン症の記事は、ご覧になっているでしょうか? 念のため、一番下にリンクしておきますね。) 水晶体の濁りに関しては・・・ どうして獣医さんは手術を勧めるのか、手術をしない場合はどんな経過をたどるのかを、もう一度確かめてみてくださいね。 確かにエンセの症状のひとつではありますが、今すぐにどうこうというものではないかもしれません。私なら経過観察にします。 というのは、現状維持ができるなら、無理にすることもないかと思って。 ウサギさんにかぎらず、動物は視力が低下しても、人間ほど生活に不自由はしません。においや気配などで、限られた場所では十分に暮らしていけます。まして、現在は片目であるなら、高額で難しい(確かではありませんが、犬猫より難しいと聞いたことがあります)手術を選択するのは、命の危険があって手術をすれば回避できる場合かと思います。 世の中には多くのウサ飼いさんがいますが、どなたでも出来る金額でもありませんよね。また、そうしたことの出来る獣医さんばかりではないとも思います。 はるさんの出来る範囲で、お世話して上げられれば十分かと思います。 「よくある相談」の記事は2006年とだいぶ古いです。今では獣医さんたちの認識も多くなり、またウサギさん自体がEz症とそれなりに付き合えるようになったのか、いたずらに怖がる病気ではなくなってきている気がします。ただ日々の様子だけには、健康なウサギさんより多めに観察してあげてくださいね。 何かありましたら、ウサギ掲示板にもおいでください。多くのウサ飼いさんがいらっしゃいますので、何かとお役立ちのこともあるかと思いますよ。 <ウサギの斜頚とエンセファリトゾーン> PC版: http://www.vets.ne.jp/faq/pc/slant001.html モバイル版: http://www.vets.ne.jp/faq/mobile/slant001.html
|
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |