意見交換掲示板過去発言No.0000-201207-39
Re:半飼育放棄について |
投稿日 2012年7月17日(火)05時08分 投稿者 パールちゃん
水を飲めない口輪という点だけはどうにかしないといけないと思いますが、それ以外に関しては間違っている飼い方とは思いません。その家としては精一杯に「飼っていこう」と努力しているように思えます。 どうしたら犬が心地よくて、人の生活に支障がなくて、鳴くことや物を噛むことをしないようにするか、それを知らないだけではないでしょうか。 「動物のために何がしてあげられるのでしょうか・・・」とありましたが、そうではなく、「その家族の力になれないだろうか」を考えるほうがいいと思います。いちばん困っているのはその家族のはずですから。 小学生の兄弟も努力しているので、そこから取り上げてしまうような形で別の家へもらわれたほうがいいになってしまうと、その子たちから生き物を飼った責任までを取り上げてしまうことになる。それは避けたいことです。 その家の立地条件や暮らし方をふまえ、犬の性格をふまえ、こうしたらいいんじゃない?をアドバイスする人を見つけるのがいちばんではないでしようか。 威圧的に犬をコントロールしている人ではなく、犬の気持ちを思いやって上手に飼っている人は近くにいませんか。 そういう人にサポートしてもらえばいい方向に進むはずです。 以下はこういう考え方もあるよということですが。。 散歩は短時間でもいい。時間の長い短いより、人とのコミュニケーションを喜びにするためのものが散歩だから。 散歩に行く時間はまちまちのほうがいい。行く時間を定めてしまうとそれに合わせて人間が生活しなければならなくなるし、もしその時間がズレると犬にはストレスになるから。 毎日決まった時間にたっぷり散歩に行くのが犬の幸せと思い込んでいる人は多いですが、私はその思い込みは捨ててほしいと思っています。 たいてい5分、ときどきもうちょっと長く、行かない日もある、行けない日もある、行く時間はまちまち、そういう散歩パターンのほうが、犬も人もどちらもが気持ちが楽です。そのほうが犬の心身にストレスを与えずに済みます。
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