意見交換掲示板過去発言No.0000-201312-57
Re2:犬や猫にほうじ茶を与えるのは? |
投稿日 2013年8月15日(木)11時47分 投稿者 プロキオン
>カフェインが何故いけないのかも教えて下さると嬉しいです この点について、簡単に補足しておくと、カフェインの有する作用の中で目的とする主作用に対して、副作用のバランスがとりにくいからです。(薬としても使いにくい成分だからです。) カフェインの持つ作用というのは、中枢興奮、強心、利尿、気管支弛緩等の作用が知られておりますが、医学的な使用目的となりますと、やはり強心利尿作用かと考えられます。 そして、カフェインの場合、中枢興奮作用が強いために、強心利尿を目的として投薬するのであれば、他の作用がむしろ余計というか、望ましくない点があります。 また、強心利尿作用が目的であれば、他にもっと使いやすい薬剤もありますので、いきおい使用頻度が下がることとなります。 とどのつまり、水分やミネラルの補給を目的としているのであれば、望ましくない成分を有しているお茶で与えるだけのメリットに欠けるということになります。 おそらく、量的な問題で中毒が発現していないのではと考えられますが、長期間の投与となると神経的な依存や循環器における依存は、生じてしまうかもしれません。
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