意見交換掲示板過去発言No.0000-201401-60
Re:胎盤感染した子猫の未来。白血病陽性陰転の可能性? |
投稿日 2014年4月14日(月)10時55分 投稿者 ムクムク
猫後天性免疫不全ウイルス(FIV)と猫白血病ウイルス(FeLV)の検査は通常一緒に検査されますが、それぞれ検査法が違います。 FIVは抗体検査でFelvは抗原検査です。 Felvが陽性という事は、ウイルスが全身の血液中にキットが反応するくらいの濃度で存在することを意味します。 この事をウイルス血症といいます。 陰性化する事ですが、検査的にはあります。 それは、血中からウイルスが検出できないほど少なくなったときです。 ですのでFelv陽性猫が陰性猫になる事はありますが、検査的に陰性化しただけで本当の意味でFelvと無縁になったわけではありません。 血中のウイルス量が検査で引っかからないほど少なくなったというわけです。 しかし、この状態であるならばFelv特有の症状が起こらないと思います。 いわゆる健康状態です。 ただ、本当の意味での陰性化とは異なりますので、将来陽性(ウイルス血症)の状態に戻る事もあり得ると考えます。
|
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |