意見交換掲示板過去発言No.0000-201501-48
Re:うさぎのそけいヘルニア |
投稿日 2015年2月21日(土)20時59分 投稿者 チーママ
男の子は、ヘルニアになりやすいところがありますね。もしもまだ腸が戻るようなら、あまり心配することはないと思います。(仰向けにして飛び出した部分をなでると戻るかどうか) ただかなり出ているようなら、筋肉の隙間から飛び出しているので、何かの拍子に筋肉がしまって、腸壊死を起こして命に係わります。 ですから、目立つほどに大きくなったら、考えなくてはなりません。 ちなみに我が家の娘は腹膜ヘルニアで膀胱脱を起こしました。1年ほどは様子を見ていましたが、なかなか戻らずに排尿困難になりましたので、手術しました(7歳です)。穴が開くほど薄くなってしまった腹膜ですので、また穴が開くかな?と思っていたら、やはり1cmほどは開いてしまいましたが、脂肪が穴をふさぐ形だったのでそのまま様子を見ました。(穴を塞ぐのにメッシュを用いる方法もありますが、獣医さんのお考えで使いませんでした。) 手術自体は、よほど腸がこんがらかっているというのでなければ、怖がることはないと思います。今は状態が良ければ10歳でも手術をするうさぎさんもいますので、そのあたりは先生のお考え次第かとおもいます。 また今なら9歳ですが、様子を見ていてどうしてもやらなくては命に係わる…と言う事になったら、10歳11歳になって手術のリスクが高くなるだけです。 ともあれ経過観察するにしても、決してほっておいて治る病気ではありませんので、大きくなったり硬くなったりしないか十分注意してください。また様子が少しでもおかしかったら、病院に行くように心がけてくださいね。 経費については、それぞれの病院によってかなりの差が出ますので、何とも言えません。 大事を取って入院をさせるところ、うさぎには慣れた環境が一番だからと日帰りでかえすところ、様々です。当然入院すれば高くなりますし、日帰りなら手術代だけです。遠慮なくかかりつけの先生に「いくらくらいかかりますか?」とお聞きになって良いと思いますよ。 ちなみに娘の時は、日帰りで薬付きで3万ちょっとでした。もともとがかなりリーズナブルで有名な先生です。ご参考までに。
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