意見交換掲示板 2017年2月8日(水)10時10分

タイトルがセキセイインコの急死となっていますが、わたしのように毎日鳥の診療をしている者にとっては急死と言うより、慢性疾患の上の死亡という印象を書き込みから感じています。
鳥は、昨夜まで元気にしていても、朝には死んでいるようなことが少なくないからです。
さて本題のセキセイインコの例ですが、27グラムが36グラムまで回復したというのはすばらしいことだと思います。
大抵、27グラム位に低下した場合は、そのまま死に繋がることが多いと思います。
では、回復後なぜ状態が急転したかですが、主治医の先生が解剖をしても分からない方が多いと思います。
鳥は犬や猫のようには採血しにくく、血液検査で内臓をチェックすることもしにくいですし、レントゲン検査も必ずしも診断に結びつくわけでは無い。
とても小さい動物ですから。
でも、飼い主さんは獣医さんと力を合わせてよく頑張られたと思います。
セキセイインコは満足しているのでは無いでしょうか。
私は、そう感じています。

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