意見交換掲示板過去発言No.0000-201701-39
Re4:犬のペーハーの数値が高いままだと腎臓を悪くしたりする? |
投稿日 2017年2月11日(土)13時17分 投稿者 プロキオン
PH8が毎月の検査で継続しているとなると、実際に尿道炎や膀胱炎の懸念はあると思います。これが腎臓への影響の有無となると確かに文献となるとどうなんでしょうね? 各大学の先生方にしても研究費の予算も限られていますし、自己のテーマ外ということの方が多いでしょうし。 牛の方であれば、コリネバクテリウム・レナーレによる腎盂腎炎を学生時代に教わりましたが、これは上行性に腎臓に達する細菌感染症ですから、下部尿路から上部尿路に至る感染症が存在していることがわかります。 犬の方では、そこまで体系づけられている疾病はありませんが、そのまま放置してよいとも考えられませんね。 まずは、白血球・尿蛋白・潜血等々の尿検査における確認でしょう。これらに問題がないのであれば、包皮腔の問題となりますが、毎月毎月PH8なら膀胱炎や尿道炎は既存のものとして、対応された方が話が早いように思います。 で、ここで引っかかるのが、ジュリエッタさんの投稿では、膀胱炎等は特に触れられていない点と主治医の先生がR社の療法食を勧めている点です。 膀胱炎や尿道炎がないとしたうえでの療法食なのか、あるから療法食なのかで、こちらの受け取り方もけっこう開きがあるわけです。 また、飼い主であるジュリエッタさんが、BHAが添加されているから給餌したくないという理由で療法食に難色を示されているのですから、「その事」を言った主治医が何故R社の療法食を勧めたのか? 何故、H社の療法食ではなかったのか? このあたりの事情がとんとわかりかねたので、本タイトルの投稿に対しては、レスを遠慮いたしました。 本日は祝日で農業の方もトラクターの故障休みで時間がありましたので、レスしました。
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