君はいつも前向きで、私達に元気をいっぱいくれたよね。2年くらいの間に何度も何度も入院、処置、検査、手術。。。と本当に良く頑張って病気と向き合ってくれたね。私は治療の選択肢が極端に少なくなった君を抱きしめて泣いたけど、本当は君が一番辛かったんだね。
きっとみんなと少しでも長く一緒にいたいから、何度も危険な橋を渡りながらも、頑張ってくれたんだね。私は、また今回もいつものように元気になって復活してくれると思ってた。
先日、病院の明細書を整理していたんだ。よく病院に行ってたんだね。一番悲しかったのは、「緊急処置」とだけ記された明細書。書いてあるはずだった「再診料」がないことに気がついた。もう君はいないんだね。

君は、本当に良く頑張ってくれたし、先生も君にとって最善の方法を考えて本当によくしてくださった。
お腹にいつ破裂するか分からない爆弾を抱えながらも、最後まで君が大好きだった仲間達と一緒に生活ができて、良かったね。やってきたことに何の後悔もないのだけど、どんなに納得したおわかれでも、やっぱり君がいないのが寂しい。。君がいなくなった部屋は、8匹が7匹になっただけなのに、何匹もいなくなったようで、何度も何度も数えなおしたよ。君は。。みんなも。。。私にとっては特別の子達なんだよ。１匹でも欠けちゃダメなんだ。
君がいなくなって、君のことを大好きだったメルがすっかり元気をなくてしてね、君のことを探し回っていた。あれから２ヶ月半、やっとメルが他の子と遊ぶようになったよ。
メルは今、君と同じ病気もある。君が頑張っていろんな事を教えてくれたから、普通なら分からないような段階で病気が分かったし、メルにはまだしてあげられることがあるよ。どうか、メルとみんなを見守ってね。

不思議なことに、君のことで思い出すのは、子供の頃のやんちゃぶりとか、
笑わせられたこと、かわいい仕草、楽しいことばかりだよ。君は、君がいなくなっても寂しくないように
素敵な思い出をたくさん残していってくれたんだね。君は４歳を迎えることなく旅だってしまったけど
アンゴラフェレットらしく、駆け足で１０年分くらいを走りすぎていったんだね。

君に会えて良かった。ほんとうに、ほんとうにありがとう。
もし、君があの日の約束を覚えていたら。。きっといつか また会えるよね。