ペットロス(メモリアル ルーム)掲示板過去発言No.0100-200412-13
いつか、どこかで・・・。 |
投稿日 2004年6月18日(金)05時44分 投稿者 アサミ
2004年3月29日、Cherryという名のとおり、桜の季節に突然あなたは逝っちゃった。おとといまでは元気だったのに。肝臓ガンを患っていたのに本当に元気なおばあちゃんだったよね。ゴハンはもりもり食べるし、うちの犬猫たちの中で一番ちっちゃいくせに一番えばりん坊だったし。あなたの様子がおかしくなったのは28日の朝。呼吸がちょっと荒くなって、大好きな朝のオヤツの時もベッドにうずくまったままで。心配で仕方なかったのに、日曜だったからって病院に連れてってあげなくてごめんね・・。その日一日、あなたはゴハンも水も一切受け付けずただ少し苦しそうに荒い息をするばかり。次の日、朝イチで病院に行って診断の結果は「心臓から来る肺高血圧および肺水腫」・・。すぐさま高濃度の酸素室に入れられて、そのまま一度もおうちに帰ってくることなく、夕方お星さまになっちゃったね。先生に呼ばれて、危篤状態のあなたがたった2・5kgの体で懸命に治療に耐えてる姿を見た時、涙が止まらなかった・・。気管に器具を通しているのにもかかわらず口から流れ出る血、少しずつ、でも確実に薄れてゆく体内の酸素濃度・・。それを見た時、あなたが「苦しいよ・・楽になりたいよ・・」と言っているのが聞こえた気がした。そして「助かる確率はほぼ0パーセント」という先生の言葉・・。「チェリーを楽にしてあげられるのは私しかいない」そう思ったんだ・・。 私の決断は間違ってたのかな・・。もう少し頑張っていたら、あなたは奇跡を起こしてた?最期に私が贈ったお別れの言葉、あなたには聞こえてたかな・・。「本当にありがとうね、チェリー。楽しい12年間をありがとう。いつかまた、きっとどこかで逢おうね・・。」 あなたが逝って2ヶ月とちょっとたったけど、今も毎日の挨拶と、小さな花束は欠かしてないよ。これからも、どうか小さな星の光で私たちを照らしていてね・・。 |
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