ペットロス(メモリアル ルーム)掲示板個別発言

マリオちゃん、ごめんね
投稿日 2024年7月8日(月)23時45分 投稿者 ごろにゃん

愛犬マリオ16才が2024年5月31日に虹の橋のたもとへ行ってしまいました。
獣医からは昨年の10月に栄養失調、脱水症状と指摘されていたにも関わらず
市販のウエットフードばかり与えていました。当然、美味しくある訳無いですのであまり食べませんでした。
空腹の状態が続いた結果、胃が胃酸で荒れて小腸も動かないという消化器の病気になってしまったのです。
今年の3月には経鼻カテーテルからリキッドやサプリや薬を入れるという羽目に
なってしまい、愛犬は最初嫌がっていたのですがそれも段々拒否する力も無くなってしまいました。まだ外を歩く事は出来ていたのに4月になってから
徐々に体重も3キロから減少して5月には1、7キロになってしまい、寝たきりとなり真っ黒なタール便と酷い吐き気で週に二回、動物病院で点滴をして貰いましたが、一切効きませんでした。
私は愛犬に何ていう事をしてしまったのでしょう。
早くからSOSは出ていたのに、お腹が空いてゴミ箱に顔を突っ込んでいたのに、愛情がこもった手作り御飯も作ってあげず
動物病院での点滴や薬に頼ってばかりいて、愛犬の寿命を縮めてしまったのです。私は大事な家族である我が子当然の尊い命を粗末にしてしまったのです。取り返しが付かない事をしてしまいました。これは虐待に匹敵します。
愛犬と一緒に寝ていた枕にまだいるのでは無いかと夜中に目が覚めては
布団をめくったり、ベッドの下に落ちているのでは無いかと必死に探してしまう毎日です。もう三日間起きていては、一日だけ仮眠を取るという日々が一か月半続き、体重も7キロ落ちました。愛犬のお仏壇にごめんね、ごめんね、と手を合わせて顔が腫れる程泣いて叫んでます。
16才だから、天寿を全うして幸せだったんだよって、人は言いますけど
命の終わりを迎えようとしている時、まだ最期にやってあげられる事は沢山あったのでは無いでしょうか。愛犬の身体をマッサージして血行を良くしたり
もっと一杯抱いてあげたり出来たはずです。
最期は、少し痙攣したので慌ててバスタオルに包んで抱き上げて、大好きな子守歌を歌ってあげたら、今までずうっと瞑っていた目を大きく開いて私を見つめて、今まで声一つあげる事が出来なかったのにクーンと鳴いて、三回小さく痙攣した後にタール便をして息を引き取りました。
すぐには、亡くなったという実感が沸かずに愛犬を抱いたまま途方に暮れていました。動物病院でエンジェルケアという旅立ちのお清めをして貰ってから
悲しみがこみ上げてきて、お葬式で遺体がお棺に入れられて焼かれるという現実を知り、寂しさや後悔などあらゆる感情が入り乱れて半狂乱になりました。
亡くなってから、愛犬がどんなに掛けがえのない存在だったのかを思い知りました。
愛犬 マルチーズ 雄 
3才の時に、ブリーダー崩壊の為に愛護センターから里親として引き取りました。
一緒に生活した13年4か月でしたが、沢山の幸せを貰いました。
いつも明るくて陽気だったあの子には本当に癒されました。
でも、長時間の留守番をさせてしまい沢山の寂しさと悲しみを与えてしまいました。老犬になっても私の認識不足から、やってあげられる最期の幸せをあの子にしてあげられなかった。後悔の念にかられて毎日、涙が止まりません。
この悲しみは一生涯続くと思います。毎日がとても辛くて悲しくて寂しくて
いたたまれないです。


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