繰り返しになりますが、まず冷静に！　あせっていきなり現地へ乗り込み
ませんように。

新潟県の獣医師会が、動物病院の被災情況の把握に努めているようです。
機能不全に陥った病院もあることでしょうが、多くの病院は診療再開へむ
けて動き出しているようです。
重症動物や緊急手術の必要な動物は、直に対応可能になるように思われま
す。

これから必要になるのは、資材や薬品の搬送による後方支援と、もう１点。
すなわち、被災者と共に避難した動物達の受け入れです。
おそらく、県の管理センターを中心として、一時預かりの施設が開設され
るのではないかと予想されますが、この受け入れ準備には、まだまだ時間
がかかりそうです。
集中豪雨時のことがあり、ノウハウについてはあるようですが、何分、ハ
ード面での受入れ体制には、いましばらくの時間が必要だと考えられます。
どこの誰の犬、猫であって、飼い主は今どこに避難しているという連絡が
とれるように管理用の名札がたくさん必要になりそうです。

また、先程「後方支援」と述べましたが、物資の搬送には家畜やペットの
世話で現地へ残られた方もおりますので、その方面への搬送も忘れるわけ
にはいきません。

「どこに何が必要とされている」の情報が必要です。支援者が現場を混乱
させることがないように注意する必要があります。


また、もう１点、忘れてならないこと！！
台風２２号では、伊豆が、台風２３号では、関西や岐阜、北陸で水害が発
生しています。これらの地域に暮らす人々や動物も被災者です。

台風２３号では、私は、どうも通過していく台風の目を見てしまったらし
いです？