あめさんへ。

越路町のお友だちは自宅にいるのですか? それともどこかに避難しているのですか?
住宅に近づくことはできるのですか? それとも家には近づけないのですか?
それらによって対策が違いますので、できればくわしい状況を教えてください。

自宅に近づくことができるのなら、回りの安全を確かめながら、猫ちゃんの名前を呼んで近所を捜してみてください。そう遠くには行っていないと思います。
猫ちゃんは地震も怖かったし、それによってバタバタとあわてる人間の動きも怖かったのだと思います。
おびえた猫はうろうろせず、じっと物陰に隠れていることが多いので、聞き慣れた声がすれば出てくる可能性があります。
名前を呼ぶほか、飼い主がいつも立てる音を聞かせるのもいい方法です。
飼い主の足音や咳払いをペットはよく覚えているものです。
ふだんよく履いている靴での足音、家に入るときに使う鍵の束がジャラジャラいう音など、「あ、帰ってきた」と思わせるような音を聞かせます。
また、ケータイの着信音・着メロなども飼い主を連想させるので効果があります。
(靴や鍵やケータイが手元にあるなら、の策です。住宅の状態によっては危険を冒してまでして、これらを取りに家には入らないように)

そして、猫ちゃんが見つかったときのために、保護しておく入れ物があったほうがいいと思います。
生活が落ち着くまでは閉じ込めておかないとまた行方不明になってしまうでしょうから。

迷子ペットの届け出・問い合わせ先は、通常は保健所・警察署・町役場・県の動物保護センターです。
しかし、保健所・警察署・町役場は被災住民のことで手一杯でしょうから、
まずは小出町の魚沼動物保護管理センターに連絡が取れるようなら連絡して届け出をしてください。TEL025-792-8621
魚沼動物保護管理センターが機能していない、また連絡が取れないというときは、
県庁の福祉保健部生活衛生課の動物愛護・衛生係に連絡をしてください。TEL025-280-5206