獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-199903-3

[豆柴について] お詫びして訂正します。
投稿日 1999年2月11日(木)15時29分 外崎洋二郎

豆柴愛好家の皆さん、そして豆柴について質問されたHiroさん情報を公開
して頂いた"みみ"さん
大変申し訳御座いません。
『豆柴』は存在します。
みみさんの紹介の「日本犬豆柴育成普及会」に資料請求しましたところ
会の代表者西山征伸様より早速『豆柴』に関する資料を送付頂き疑問点
を電話で本日確認し当BBSに掲載することの了解を得ましたので先日私の
豆柴についての投稿を一部訂正しお詫び申しあげます。
ルーツ
現在の豆柴は終戦後柴犬のサイズの小さいものを何代にも掛け合わせて
固定したものである。約30代にわたり固定化のための繁殖を継続している。
固定化率
完璧とは言わないが99.9%固定している。
サイズ
牡32.5cm 牝30.5cm ただし、牡も牝も+-1.5cmの範囲内の上限下限は許容範囲
犬種標準書
各血統登録団体の柴犬の準用でサイズの項目のみ読み替え
血統登録
JKCの柴犬の犬種として登録
以上が西山様の豆柴の概要でありました。
血統登録について疑問がありましたので次の様に質問しました。
Q:99.9% 固定しているなら何故独立した登録団体とかJKCに独立犬種
として登録しないのか?
A:私どもの豆柴だけならそれでもいいのですが日本全国には豆柴小柴ミニシバ
と称して出回って固定化せず柴犬のひねたものが多くそれらをも含めて総括
して豆柴という独立犬種にしてしまうと自分達の豆柴までまがいものになり
純粋性が保持出来なくなるから豆柴としての独立登録をしません。

以上でした。
専門犬種以外に余計な口出しをするとこの様な結果になるという正に典型的な
ミスであり愚か者の見本でした。重ねてお詫び申しあげます。
かくして、私の主張する
その犬種の専門家に先ずお伺いするべきだという事も無駄な主張でないという
事がおわかりになったと思います。

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