下記に愛犬の話をしましょうと書かれていますが、皆さんはその愛犬をどのようにして手に入れましたか？
ある方から自分の発言に対して以下のようなＲＥを頂きました。

＞>本来、ブリーダーとは犬種の向上の為に繁殖をして、犬の健康及び幸せを願うべきなのです。
＞>まぁ、それに多少のお金が入ってこなくては繁殖なんて続けられませんが（苦笑）
＞貴方の本性が垣間見る事が出来ましたね(大笑い)
＞投稿者がいうまじめな繁殖者、とは、多少お金が入ってこなくってはやってられ
＞ない類なのですね。と言う事は業者ですか?小遣い稼ぎ、餌代稼ぎの繁殖家ですか


どうしても、この意見にだけは反論をさせて頂きたいと思います。
繁殖に際して、多少の金銭のやり取りがあって何がいけないのでしょうか？
自分の発言に反論をしてきたこの方はアメリカチャンピオン等の犬を保有しているようですが、その犬たちは金銭のやり取りなどなしに手に入れられたのでしょうか？
ショー用の犬を作出する為の金銭を新オーナーから頂いてはいけないのでしょうか？
最近は少なくなったと言うか、相手を思いやる人が少なくなったせいか、例えば雑種の犬を差し上げても昔のように『この仔のお母さんに何か美味しいものでも食べさせてください』と多少の金銭を渡してくださる方や、『これをこの仔のお母さんに滋養の為に食べさせてください』と何がしかの食べ物を持って来てくださる方も少なくなったように見受けられます。
自分は、自分の作出した仔犬達に多少の金銭すら出せないような人にその仔犬の為にワクチンを接種したり、フィラリアの薬を飲ませたりと言う金銭を必ず出せるとは思えないのです。
確かに自分は自分の稼ぎだけで犬たちの世話をする事が出来ません。
だからと言って、自分の作出した仔犬だけに頼った生活をしているつもりもありません。
ですが、ショーチャレンジをする為にはショー用の犬を買ったり、ショー用の犬を作出する為の母犬を買ったり、交配料を支払ったり、クラブに入会したり、犬の健康の為に獣医師に診せたり、その犬種の情報を仕入れたり、犬と言う生物の事を勉強したりと沢山の金銭がかかります。
その金銭を全て自分で稼ぎ出せる人が一体何人いるんでしょうか？
ショーチャレンジ等の犬種の向上の為に活動をしている人達は、そんなに金持ちでなければいけないのでしょうか？

少なくとも、自分は自分の作出した仔犬達が幸せな生活を送れるように、させなくてもすむ危険な目にあわせなくて済むようにと願って新オーナーに送り出しているつもりです。
させなくても済む危険とはこの場合、ワクチンの接種をしない事やフィラリアの薬を飲ませない事、危険と言われている食物を食べさせる事の無い事等です。
その為に免疫がきれるであろう生後２ヵ月時にワクチンの接種をして１０日以上経ってから新オーナーに仔犬を譲っています。
新オーナーにはできる限りの協力をしているつもりです。
そのための努力を金銭で受け取ってはいけないのでしょうか？
親犬たちの管理をし、仔犬達の世話をして、その他に犬たちにかかる費用を全て稼ぎ出す。
そんな事の出来る人が何人居るのでしょう？

皆さんは仔犬を譲って頂く際に多少の金銭のやり取りがある事をどう思われますか？