イヌ掲示板過去発言No.1100-199905-39
タイちゃん、おつかれさま! |
投稿日 1999年5月7日(金)05時14分 パールちゃん
久門さん> 子犬たち、すくすくと育っているようで安心しました。ホッ。 離乳の時期は、本に書いてあることはあまりアテになりません。 SHOWさんが言うとおり、「親の食事に顔を突っ込むようになったら」が正解です。 ウチでいちばん早かった子は、目が開いてすぐの頃、 親の食器の中に転がり落ちて、もがきながらも歯のない口でもぐもぐやっていました。 タイちゃんのおっぱいが足りないようなら、粉ミルク併用を経て、 そろそろ「お食い初め」ですね。 最近の母犬は吐き戻しをしない犬がほとんどらしいですから、 離乳は人間の協力が必要です。 当分は、4時間毎、それからだんだんと間隔を長くしていきます。 さて、我が家のスペシャル離乳食を紹介しましょう。 ウチでは、この離乳食を「ドロドロごはん」と呼んでいます。 牛ひき肉(脂身のない赤身がいい)に卵の黄身を混ぜ、 それに今まで飲んでいた液状粉ミルクを加えればできあがり。 まだ舌を出してなめる、ということを上手にできないので、 あまりシャブシャブの濃度だと鼻で吸ってむせたりしますから、 ドロドロの状態のほうが口に入れやすいようです。 温度は熱くも冷たくもないように。 肉は冷蔵庫から出してすぐは冷たいので、ミルクを熱めに作って混ぜるとちょうどいい温度になります。 ちなみに、1回ずつ作り、痛みやすいものなので残ったら破棄したほうが安全です。 ドロドロを小鉢のようなものに入れ、子犬の鼻先に持っていって、人間の指で口の回りに塗るようにしてあげます。 口の回りを舌でなめたら第一段階クリア。 口を開いたときにすばやくドロドロを口の中に入れ、 ゴックンしたら第二段階クリア。 味を覚えれば、あとはどんどん食べてくれます。 子犬1匹に対して食器を1つずつ用意して、 それぞれ別々に食べさせたほうが食欲の度合いがわかります。 1回目から上手に食べる子もいれば、何日たっても食べるのが下手な子もいます。 顔中ドロドロにしてしまったり、全身を食器に入れて泳いでしまう子もいます。 足腰がしっかりしてくるまでは、滑らないようにタオルなどを敷いた上で食べさせるといいでしょう。 食欲旺盛になるにつれ、自分のを食べ終えて兄弟のを横取りしたりしますから、 まんべんなく満腹になるようにしてあげてください。 満腹になればもぞもぞと匍匐前進して、コテッと寝るはずです。 我が家では、このドロドロを乳歯が生えそろうくらいまで続け、 その後は子犬用カリカリ+子犬用缶フードに移行します。 みんな、とってもおなかの丈夫な犬に育ってますよ。 カリカリのふやかしたものは、我が家ではあげたことはありません。 離乳食になったあとは、今までの粒マスタードのようなウンチから、 ウンチらしいウンチになり、 自力で排泄できるようになり、それをしばらくはタイちゃんが食べるはずです。 便秘気味の子はもうしばらくタイちゃんのぺロぺロに助けてもらって、 自然に排泄できるようになるまで注意してあげてください。 * 脂身のない牛赤身ひき肉を求めて買い物に走り回った日々がなつかしい〜っ! 再び、出産〜育児の場面に立ち会いた〜い! (今でさえ9匹いるっていうのに・・・笑) |
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