獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-199907-50

夜鳴きと皮膚病
投稿日 1999年7月23日(金)22時45分 Yazoo

>RIKAさんへ、
 夜鳴きはまだ続いているでしょうか?子犬は不安や、空腹などから夜鳴きをしてしまいます。生後40日は、人間で言えばだいたい2歳。まだまだ甘えん坊ですね。急激な環境の変化は、当然のことながら子犬に不安を与えます。新しい環境に移ったときに、急に独りぼっちにして対応できる犬種もありますが、2−3日は家族の誰かがすぐ声をかけてあげられるところに居させてあげて、段々と一人に馴らせるのも、一つの方法だと思われます。
 いずれにしても、夜鳴きの原因はその子によってまちまちなので、飼い主の皆さんの観察力で、その原因を一つ一つ取り除いてあげましょう。

>大竹さんへ、
 尻尾の先が皮膚病とのことですが、皮膚病にも沢山の原因があります。皮膚病特に「かゆみ」が一番やっかいな理由は、ちょっとかゆくても動物が、噛んだり、掻いたりすることによって、ヒスタミンという物質が患部に集まり、ますます痒くなるという悪循環があるからです。
 一番よい方法は、掻いたり噛んだりさせないようにすることと、皮膚病の原因を絶つことです。
 主治医?さんが毎日お風呂に入れたほうが良いと判断されたのなら、清潔を保てばかゆみがおこらないと判断されたからだと考えられますから、お風呂に毎日いれないまでも、患部(しっぽ)を清潔に保つのが良いのでしょう。
 一般的には2−3日かゆみ止めを注射か内服している間に(わんちゃんが患部を気にしなくなり)治ってしまうものが多いようですが。

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