獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-199910-63

でも、覚悟は決まりませんね。
投稿日 1999年10月19日(火)01時39分 やぎねこ

今朝、あまりの寒さに眠りそこねて、なんとなくつけたままになっていた
テレビで老犬の介護を記録した番組が始まりました。
夜中も夜中、3時頃からだったので、翌日のことを考えれば見ない方がいいと
思ったのですが、これからすぐにうちにも関わってくることだと考え直し、
そのまま見続けました(日曜日の深夜帯なので再放送だったのかしら?)。

正直、きつかったです。
足腰が立たなくなる、五感が衰える、そうして老いからくる病の発症。
これでもかと映し出される、老犬の姿。
自分の勉強のつもりだったのですが、もう目の前に来ているわにのそんな姿が
リアルに浮かんできて、途中で何度もやめようと思いました。
特に、犬が息を引き取る瞬間は、見まいと思いました。
けれど、たとえここで目をふさいでも、わににその日は遠からず訪れるのだと
べそべそになりながら見ていました。

ご自分の体力も気力も限界を越えていたでしょうに、でも一日でも長く生かして
やりたいと見守っていらした奥さまが、目を落とした愛犬をなでてやりながら、
「もうすこし長く看病させてほしかったよ」と語りかけた言葉が果たして、
私に云えるだろうかと見終わった後も、考えていました。

きゅうさま
わにがまだ子犬だった頃、お散歩の途中で出会った方に、品評会に出しては
どうかと勧められたことがありました。
そうした目的で飼った犬ではなかったのですが、あまり何度も勧められるので、
実は……と欠歯のことをお話ししたところ、わにの口を開けて状態を確認され、
「ああ、これはだめですね」とおっしゃって、それきり何も云われなくなりました。
そんなものなのかな?、と家族と苦笑いしたことを覚えています。

ゆんさま
私も実家で同い年の柴を飼っています(普段は両親が見ています)。
医学的なアドバイスが出来なくて申し訳ないのですが、半年と云われた
ミキちゃんが1年半も頑張っていることが嬉しいです。
きつかったら、誰かの手を借りるのも決していけないことではないと思います。
ファイト!、です。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。