獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200004-47

パールちゃん様、ひろ様
投稿日 2000年4月22日(土)18時47分 はたの

パールちゃん様
「信頼から始まる」同感です。そしてよく日本犬系の人たちが使う「威服」も、
本来の意味であれば必要かな、と。
 拙宅は日本犬系雑4英セ1でして、近所を散歩中によそのイヌに出会うと吠えるとか、
キツネがいればヒト引きずって突っ走るとかは、日本犬系雑のパック飼い、の宿命と半ば
諦めています。家の近所でなければいいんですけれどね・・・。
 一方で、教えなくても、老人には飛びついたりしない、という自主性が強い
ゆえに有り難いこともありますから。

で、ひろ様、
「警戒して戻ってこない」「興奮する」のは、日本犬系雑なら当初は仕方ないこと、
のような気がしています。
 「放してOK」なイヌを目指すならば、やはりそれなりの計画性を伴った
訓練が必要となると思います。警戒しているのは多分、「呼ばれて行くとつながれる」
と思っているからで、そこに、「綱から放れた興奮」が加わって、
普段と違う行動が出たりする、のではないかと想像しています。
本気でやるならば、呼んで来たら褒美をやり、また走らせる、ことの繰り返しによって、
あるいはイヌが帰りたくなるまで放置してから初めて呼ぶ、ことによって、
「呼ばれても警戒しない」イヌに出来ますけれど、果たしてそこまで望んでおられるのか、
疑問です。そこまでの必要がないのでしたら、ミスで放れてしまわないような対策
(首輪や胴輪の「紐を繋ぐ場所」の合計を2ケ所にして、いつもの繋ぎ紐はつけたまま散歩用をつけ、
それからいつものをはずす、帰宅時は逆、つまり、紐なし状態を一瞬も作らない)ことに
よって対応して、可愛がったりしつけたりはまた別立てで考える、というのはいかがでしょう?

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。