犬８匹飼いのパールちゃんです。
先住・後住（ん？）、大中小、♂♀オカマなど
取り混ぜての８匹ですから、多頭飼いのことはなんでも聞いてください。
まず、お宅の先住犬はよく言うことをききますか？
基本のしつけ、「待て、おいで、おすわり」などがちゃんとできますか？
それができるのなら、ケージ越しにではなく、
早めに直接対面させたほうがいいと思います。
早めにというのは、すでにケージ越しに何度か会っていますし、
１階２階でも大人の先住犬には「いる」「何をしてるか」が
常にわかっていると思うからです。
新入りがきたことで少しでも先住犬に不自由な思いや不快な思いや
不信感を与えると、チビさんに対して「この野郎っ！」っていう思いが残ります。
ただでさえ飼い主の興味や関心や気持ちが
あっちに（新入りに）行ってることを感じているわけですから、
すでに目に見えないストレスをためていると思います。
いつでも静止できるように監視しつつ、早めのご対面を。
チビさんのほうはわけもわからず近寄っていくはずです。
もし先住犬がそれを受け入れるようなら、
静かな声で誉めてあげてください。
チビさんがあまりにしつこくすると先住犬はウーウー言うかもしれません。
その場合、「ダメだよ。待て。ダメよ」と低い声で静止をかけてください。
チビさんに対して攻撃しようとしても、大声で叱るのは禁物です。
飼い主が大声を出すと「いいぞ、やれっ！」だと誤解する場合があります。
キリのいいところでご対面を中止し、別室にチビさんを移してから、
思い切り先住犬を誉めてあげてください。
「変なのがいたけど、おまえのほうが好きだよー」と。
そして、ご対面時間を少しずつ長くし、
いつでもいっしょにいられるまでにしていきます。
最初からいきなりチビさんをかわいがり、母親になってしまう犬もいれば、
いつまでたっても受け入れないこともあります。
先住犬の性格、２匹の相性ももちろん影響しますが、
なによりも飼い主が先住犬のプライドを理解することが大切です。
なにごとも先住犬を優先してください。
名前を呼ぶ、なぜる、目を見つめるというところから、
先住犬優先です。
しばらくは必ず付き添って（飼い主は先住犬寄りの位置に）ご対面させてください。
根気がいりますよ。
がんばって！