獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200009-55

わにの来た日 その2
投稿日 2000年9月27日(水)23時33分 やぎねこ

たかぽんさま、ロデムさま、わんちゃんが家族になったときのこと
書いてくださってありがとうございます!。
声をかけていただいたり、神様が巡り合わせてくれたり、いろんな
出会いのあることが嬉しいですよね。
わんちゃんの数だけ、出会いがあるんですよね。


すみません、性懲りもなく、続きを書かせていただきます。
お目汚し、ごめんなさい。

うちの家族は、世話が大変だからと反対してはいましたが、ぢつは
今までも、金魚にかぶと虫にカメ(この子はそのときもいましたが、
後に、わにのために悲劇の運命を辿ります←大げさだけど、ほんと)などを
飼っていた動物好き、社宅だったので鳴く動物を飼えなかったのですが、
ほんとは、とってもとっても飼いたかったんです。
「犬が来る!」と聞いた途端に、もうみんな居ても立ってもいられず、
「犬小屋もないのにどこで飼うのか」とか、「えさはどうするのか」とか
「いや、その前に、どんな犬が来るのか」「知らない」「なんで訊かないんだ」、
「だって、訊く前に電話切られたんだもん!」と、上を下への大騒ぎ。
イレギュラーで帰ってくる父の食事のことなどすっかり忘れられ(笑)、
一同そわそわと待ち続けました。

外でちょとでも車の音がすれば、「帰ってきた!」と玄関に飛び出し、
「違った……」と戻ること数十回(大笑い)。
いつもなら小一時間で帰ってくる父の車が駐車場にはいってきたのは、
電話がかかってきてから、いつもの倍の二時間も経ってからでした。
犬の様子を見ながら、ゆっくり、時には車を止めながら走ったのだそうです。
「お帰りなさい」もそこそこに、「犬は?」と尋く私たちに、父は
苦笑いしながら、当時、乗っていたバンのうしろを開けました。

段ボール箱の中に、ちょこんと茶色い犬(?)がお座りしていました。
初めてのドライブに、ちょびっと怯えて、でもちぎれそうなほど懸命に
しっぽを振っていました。

犬種どころか、どんな大きさの犬が来るかもわからなかったので(笑)、
顔を見てから急いで用意した脱衣カゴに古いこたつがけを敷いたのが、
最初のおうちになりました。

その3へつづく(←まだ続くのかいっ)。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。