獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200010-16

「命名辞典」が売れる理由がわかります。
投稿日 2000年10月12日(木)01時52分 やぎねこ

皆さま、こんにちは。
のんたさん、こんにちは。

おしゃれな(?)わんちゃんがほほえましいですね。
うちは、タオルで頬被りさせたりバッグに入れたりして遊びました(←おいっ)。
あと、タオルをくわえさせて、そのまま持ち上げ、「わに釣り〜」とか。
飼い犬迷惑な飼い主でございますわ。

最近、頻繁に出没してすみません。
カキコミするのもわにが元気なうちかな、と思ったもので……。
うるさくして、ごめんなさいね。

連休で帰省して、わにに会ってきました。
もうちょと頑張れそうかな、と思いました。
寝たきりなのは相変わらずですが、ドライフードに飽きたみたいなので、
ちょうど自分が食べていたクロワッサンを爪くらいの大きさにちぎって
与えてみたら、大喜びで1/3くらいを食べてしまいました。
消化不良が心配でしたが、だいじょぶだったみたいです。
2日近く、おしっこが出なかったときには、はらはらしましたけれど、
落ち着きましたし、これからは風邪を引かせないように、と思っています。

>美味しそうなご飯♪とわに君ってグルメ〜
……あの、「特売のすじ肉」と「残り物」ばかりなんですけど(苦笑い)。
美味しそうとおっしゃっていただけると、なんだか面映ゆいです(えへへ)。

そして、いきなりタイトルに戻るのであった(笑)。

子犬は、結局、犬小屋を買ってはもらえないことになり(笑)、そのかわり、
庭で放し飼いすることになりました。
夜は、お風呂場の外の(通称)壺庭(ぢつは、ただの物干し)に入れておきます。

さて、家が決まったら(ないけど)、次は名前です。
どんな名前が良いか、ふさわしいか、柴だから日本語の名前がいい、いや、
カタカナ名前でも似合えばいい、とか、○○だと××さんちのラブとおんなじに
なるからだめだとか、ここでも大騒ぎでした。
でも、みんな、これぞ!と云う決定的なものが出ず、子犬は名無しのまま、
数日が過ぎました。
そして、お夕ご飯の席で、コトは起きたのです。
「そろそろ決めないと、可哀想だよね」と云ういつものところから始まって、
ぢゃあ、それぞれがイチ押しの名前で呼んで、犬が来た人のに決めよう、と
まとまりかけたときでした。
「でも、今でも、『くろ』って呼ぶと来るよ」
「え゛え゛え゛え゛え゛っっ!?。」
爆弾を落としたのは、母でした。
なかなか名前が決まらなかったので、日中、一緒にいる母が、顔が黒いからと、
勝手に呼んでいたんだそうです。
ごはんを放り出して、壺庭に飛び出し、「くろ」と呼んでみると……。
子犬は、嬉しそうにしっぽを振って、駆け寄ってきました。
……決まりでした。

あれ?、やぎねこさんちのわんこの名前は、『わに』ぢゃなかったかって?。
そおなんです、ぢつわ、わにには、名前が3つあるのでした。
一つ目は、(不本意ながら)本犬が認めたので、『くろ』。
保健所に届けてあるのも、これです。
その次は、品評会に出しませんか?と云われた方に、日本犬の登録か血統の
登録がしてありますか?、と訊かれたときにもらった名前です。
登録は、父が「ペットだからいらない」と取らなかったそうです。
「すぐに取ってください」と云われて、慌てて、お願いしました。
そうして、1年遅れで届いたなんとか登録証に書かれていた二つ目の名前は、
普通に使うにはちょといかめしくて、誰も呼びませんでした。
それで、ずっと『くろ』と呼ばれていたのですが、大人になったら困ったことに
『くろ』になった原因の口のまわりが、白くなってしまったのです。
「どうして、黒くないのに、『くろ』なの?」と頻繁に訊かれるので、
違う名前に変えようかと云うことになりました。
でも、最初とおんなじ(笑)で、どうもこれぞと云うのが出てきません。
いいのが決まるまで、しばらくの間、犬のわんこを呼び名っぽくして、
『わんくん』とか『わんたくん』と呼んでいたのが訛って、『わに』に
なりました。
これが、三つ目です(ほんとは、もっとかっこいい名前にする予定だったの)。
混乱するかと思いきや、試しに他の名前で呼ぶと、「あれ?、それわ、
誰ですか?」って云いたげに小首を傾げるので、『くろ』と『わに』が
自分の名前だと云うことは、わかっていたようです。

でも、またある日、「犬なのにワニなんて変な名前だね」と云われ……。
もう、いいや(笑)

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