イヌ掲示板過去発言No.1100-200105-45
Re:チェリーアイについて |
投稿日 2001年5月17日(木)12時00分 Suzuka
チェリーアイとは、成長期のブルドッグで非常によくみられる疾患で、眼の鼻側に近い隅にある瞬膜という膜(眼球を保護する役割を もつ)の付属腺(瞬膜腺)が肥大して丸くく赤い腫瘤となって突出する病気 のことです。 突出した赤くて丸い腫瘤がサクランボに似ている事からこう呼ばれています。 原因は、瞬膜の中にあるT字型の軟骨と瞬膜腺との間の組織が先天的に脆弱であるために、このような腫瘤が形成されます。 初期は抗生剤や点眼療法でおさまる場合もありますが、突出が大きくなりすぎたり、反復してできてくる場合には手術(切除手術また は埋没手術)の適応となります。 手術の際に、不慣れな獣医さんでは涙腺まで一緒に切除してしまうことがあるそうなので、この手術に慣れた先生にお願いすることが 重要です。 ↑のような先天性疾患ですから、他犬に感染ることはありません。 |
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