獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200205-17

フィラリア補足
投稿日 2002年5月6日(月)22時13分 パールちゃん

薬は、蚊に刺されるようになった1ヵ月後から、蚊に刺されなくなった1ヵ月後まで、
と書きましたが、この「刺される」は「人間が蚊に刺される」のを目安にします。
室内犬なら人間と同じ時期に刺されはじめると考えてOKです。
でも、外飼い犬はそれよりも早く刺されていると考え、
人間が刺されてから1ヵ月後まで待たず早めに薬をあげたほうがいいです。
犬小屋の回りというのは蚊の好む環境ですし、犬の呼気に蚊は寄ってくるからです。
蚊って空き缶にたまっている水の中でも繁殖します。
動物の呼気を感知すると500メートルも飛んでくるといわれています。

あーちさんへ。
錠剤タイプの薬は、健康犬ならまったくといってもいいくらい副作用はないようです。
他に病気をもっている子や老齢の子でも大丈夫です。
でも、他の薬や注射とは時期を1〜2週間ずらしたほうがもっと安心です。
(注射タイプの薬は開始されたばかりなのでなんともいえません。。。)
ただ、下段にも書いたようにすでにフィラリアにかかっている犬にフィラリア予防の薬を与えると
血管内に異常を起こす副作用が起こることがあります。
これまでフィラリア予防薬を与えていなかった犬や、前シーズンの後半の投薬時期に自信がないときは、
必ず犬に血液検査を受けさせてから薬を与えたほうがいいです。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。