イヌ掲示板 2003年6月18日(水)19時05分

ななさんへ

大型犬種や高齢であること、新生物の位置からすると確かに
悪性の骨腫瘍が疑われます。統計では大型犬の骨の原発性腫瘍の
80％は骨肉腫と書かれているものもあります。

一般的な手順としては
患部や体全体のレントゲンや触診、視診
で新生物の確認や他の所に新生物が転移してないかの確認。

全身状態や心機能の検査のために血液検査や心電図の検査

最終的には麻酔をかけて手術です。

手術に対するリスクは各種の検査である程度わかるでしょう。
骨の腫瘍は基本的には切除することがベターな治療と言われており
悪性ならばその後に抗癌剤治療が薦められるでしょう。

手術をするしない、その他の治療をする選択をするのはななさんの
選択になるので検査やインフォームドコンセントを聞いてから
選択されてはどうでしょうか？
悪性であることが多いですから、もちろん転移や再発の可能性は
あるはずです。また、生存期間がある程度伸びる程度かもしれません。
その辺りは人間と同様ですので、ワンちゃんに当てはめて考えて
選択されてください。

ご参考までに

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