みいさんへ。
12歳なら老化による白内障でしょうね。
10歳を超えると多くの犬は視力・聴力が衰えはじめます。
人間が歳を取るとシワが増えるのと同じでそれはごく自然なことです。
その代わり嗅覚はそれほど衰えないのが犬の老化現象です。
鼻が目や耳を補います。
住み慣れた家や好きな人の匂いの中で安心して老後を送る・・・
私は老犬の気持ちをそんなふうにイメージしています。
白内障の進行を遅らせる治療や改善を目的とした手術はたしかにあります。
が、若い犬ならともかく老境に入った犬にそれはどうなの?と私は思います。
手術の成功率、麻酔のリスク、メスを入れる痛み、予後のこと、等々の治療のマイナス面と、
残り何年あるのかというその犬の寿命をハカリにかけてみると、
目のことはこのまま自然なこととして受け入れなさいと私自身は自分の犬に言います。
治療をするかしないかハカリにかける材料をみいさんは手に入れなければなりませんね。
白内障の状態、手術の適否、全身状態、体力などをかかりつけの先生に相談してみてください。
病院の紹介もかかりつけの先生から受けられるのがいいと思います。けして失礼なことではありませんから。
具体的な情報でなく主観のお返事になってしまってごめんなさいね。
お部屋は模様替えせずなるべくそのままにしておくほうがいいですよ。
犬は部屋の作りや家具の位置などをちゃんと覚えていて動きますから。