和夫さんへ。
超大型犬はしっかりしつけをしないと行動をコントロールできません。
コントロールできないと散歩に連れていくのも一苦労、、、っていうか無理。
食べる量も出す量もすごい。60キロ近くになるから抱っこなんて不可能。
暑がりだから夏は冷房完備か24時間扇風機稼動が理想的。電気代かかるぅ。
白い毛を美しく保つにはグルーミング必要。美容院代かかるぅ。
それでも魅力的ですよね、グレート・ピレニーズ。

私の知り合いの家のグレピネくんのエピソード。
バケツ1杯のドッグフードをぺろりと食べる巨漢で元気いっぱいのグレピネくん。
そのお宅はちょっとした山の中にあって、近くではイノシシ猟が行われたりします。
あるときイノシシを手負いにしたまま逃がしてしまったので気をつけろよーの連絡が回りました。
その晩グレピネくんはオリを破壊して脱走しました。
手負いになって荒れたイノシシがうろついているのに、と飼い主さんは青ざめ、
早朝から猟友会の人と捜索に繰り出しました。
そして歩き回ること数時間、ついに見つけました。
うずくまっている後姿。イノシシにやられたか?　頭がかすかに動いている。まだ息はあるのか?
飼い主が大声で犬の名を叫びながら駆け寄るとグレピネくんはゆっくりと顔をこちらに向けてニッと笑いました。顔を血だらけにして。
グレピネくんの足元には死んだイノシシが横たわり、
グレピネくんはイノシシの腹に顔を突っ込んでお食事中だったので〜す (-_-;)
涙の再会となるはずが「おまえってやつはどこまで食い意地が張ってるんだー」とグレピネくんは叱られました。
ちなみにグレピネくんがイノシシを倒したわけではなく、
手負いの傷が元で死んだイノシシをたまたま見つけただけのようです。
あと、このグレピネくんは美容院が大嫌い。
あるとき美容院に向かう途中に信号待ちをしているとき車のガラスを突き破って窓から逃げ出しました。
勢いあまって空を飛んだグレピネくんは隣で信号待ちをして止まっていた車に激突。
バリ〜ンッ、ガシャ〜ンッ、ボコッ。
隣の車は凹みましたがグレピネくんは無傷。
無傷でよかったけれど、飼い主は車の修理代(自分の車も激突した車も)にン十万円。。(>_<)
超大型犬を飼う人は気をつけましょう。めったにこんなことないだろうけど。
バウ、きみの2大恥さらし事件をバラしてごめんよ〜。