イヌ掲示板過去発言No.1100-200310-92
ぷりんさんへ |
投稿日 2003年10月11日(土)23時14分 パールちゃん
いけないことをして叱るときは声に出す必要はないですよ。 目を合わせて「こら!」っていうしかめ顔をするだけで充分に叱る効果はあります。 犬が目を合わせようとしないときは両手で犬の顔をはさんで正面から目をじっと見てください。 それだけの犬は「あ、、、」とビビりますので叱られたことを自覚します。 いけないことをしそうなときはそれをしないように他のことに気を向ければいいので、 「○○ちゃ〜ん、おいで〜」と名前を呼んでいけないことを未然に防げばいいんです。 いけないことをまだしていない段階では叱る必要はありませんから。 誉め方にもいろいろあります。 ムツゴロウさん式に「いい子だね〜、いい子だね〜」となでまわす誉め方だけでなく、 頭や背中をポンと軽く叩いたり、黙って目を見てにっこり笑いかけてあげるだけの誉め方もあります。 テンションが高くなりすぎる子やもう1匹に影響を与えないように誉めるには、 瞬間的な背中ポン≠竍無言にっこり≠フほうが使いやすい誉め方かもしれませんね。 犬の上下関係は永久に不動のものではなく、常に上下逆転の機会があります。 永遠にバトルは続くんです。実際の喧嘩をしなくても精神的な駆け引きは毎日行われます。 「わたしのほうが上よ、わかってるわね?」「うん、わかってる」、 毎日毎日この確認が犬同士で行われます。 「うん、わかってる」の犬が「そんなのおかしいよ」となると本気の喧嘩になります。 安泰に見えてもいつなにが起こるかわかりません。 たとえば、上位の犬が何か痛いものを踏んで「キャン」と負け犬の声を発したりすると、 下位の犬は「今だ!」と攻撃に出ることがあります。 上位の犬はぜったいに弱みを見せてはいけないのです。 偉そうにしていて楽に見えますが、上位のほうが地位を保つためにストレスが強いのです。 |
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