イヌ掲示板過去発言No.1100-200311-201
Re:噛み癖 |
投稿日 2003年11月26日(水)14時27分 パールちゃん
ラックのパパさんへ。 ラックくんくらいの月齢がいちばん歯を使う遊びをするころです。 それって犬の成長にはとても大切なことで、 人間の子が意味不明な単語を発しながらも言葉を覚えていくように、 犬の子は歯を使って相手とのコミュニケーションを学んでいくのです。 噛み癖≠ニいうとすごく悪癖のように聞こえますが、けしてそうじゃありません。 噛みながら覚えていく、噛みながら成長していく、噛むことは犬にとって学習の基本プログラムです。 動物病院の先生曰くの方法は、私としては賛成できません。 それは単なる罰で、許してあげる瞬間≠ェありません。 おとなしくなって再びケージから出してあげる時点では、 なぜケージに入れられてしまったのかを犬は忘れていますから。 人のぬくもりのある手で「ダメだよ」押さえつけられること、 「はい、わかりました」と言えば放してくれること、このふたつは人と犬の会話です。 こらしめるだけでは犬はいろんなことを理解できません。 「ダメだよ」「はい」「わかった?」「はい」、その瞬間瞬間、 体を張った会話をして犬の頭と心を成長させてあげてほしいと思います。 「はい、わかりました」と言える瞬間(じっとすること)を犬に与えてあげてほしいと思います。 ラックくんのように病気を克服した幼い子や、チワワさんのように体のごく小さい子に対しては、 押し倒すという動作に抵抗を感じる人が多いかもしれませんね。 そういうときは押し倒すのではなく、抱きしめて目を見るだけでもいいですよ。 |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |