イヌ掲示板過去発言No.1100-200312-118
reゆうさん |
投稿日 2003年12月18日(木)12時03分 はたの
まずは心を強く持ちましょう。 マンション管理人や大家に対しても、批判的な書き込みに対しても。 賃貸契約と解して、以下。 >『契約書に書いてるようにとうマンションではペット禁止ですので違反した場合は無勧告で立ち退いてもらいます』 >管理人さんが急に部屋に入ってきて『犬』を探しに来て『立ち退いてください』といってくるのでしょうか?またそういわれたらすぐにたちのかないといけないのでしょうか? 管理人が部屋に入ってくるかどうかは相手が法を守る気があるかどうかによりますが、断わることが出来ます。それでも入ってきたら警察を呼ぶなりなさればいいのです。住居侵入罪なにあたるおそれが強いのですから。 すぐに立ち退かなければいけないのかどうか。 これはなんとも言えません。 契約は法が許す範囲内でのみ有効です。そして借地借家法は原則として立場が弱い借家人を守るようになっていますから、契約のその部分の有効性には疑問が残ります。契約違反イコール解約の正当な理由になるとは限らないのです。 本当は弁護士のほうがよいのですが、まずとっかかりとして、行政の法律相談などで聞いてみられることをお勧めします。 ただ、いずれにしても、選択肢は限られてきます。 ひとつには徹底的に争うこと。現在の判例では、「契約のいかんにかかわらず賃貸住宅でペットを飼う権利がある」とは認められない傾向にありますから勝ち目はうすいでしょうが、とはいうものの、そうした負ける裁判の積み重ねが人権の拡大に寄与してきたこともたしかですし、無意味ではありません。が、書き込みからみるかぎり、ゆうさんがこれに向いておられるとは思えません。 現実的には、よそを探すことになりましょう。たとえイヌを殺処分するとしても、そこに住み続けるのは居心地悪くなりそうです。 さいわい、最近では引越し費用も安くなっていますし、ペット可の物件も増えています。節約する、現在より家賃の安いペット可物件を探す、など、前向きに検討なさってはいかがでしょうか? ただ不安になって悩んでいるのではなく、いいきっかけと捉えて。 >ゆうさんに批判的な書き込みをされたみなさん 冷静になりましょう。 もと書き込みは >いっそのこと保険所に引き取ってもらおうかとも思ってるくらいです(涙 であって、悩みの深さについての比喩的な表現にすぎません。脊髄反射的な、大勢での弱い者イジメは見苦しい限りです。考え直してもらうためにきつく言う云々は、攻撃衝動の垂れ流しの言い訳にみえてしまいます。 アナタの、あるいはワタシの、「自分なら何何しない、したくない」の個人的な好みやポリシーは、他者に押しつけるべきものではありますまい。 ・保健所で殺処分してもらうのも、ちゃんとした責任のとりかたのひとつです(アナタが、あるいはワタシが好むと好まざるとに関わらず)。 ・殺処分の方法やその経過は一様ではありません。 >ガス室の中で苦しみながら死んでいくのですよ。 のような断定的かつ威すような表現は適切ではありますまい。 ・>ルール違反 >規則を守れない ローカルルールやマナーはそんなに重いものではありません。「そのルールのほうがおかしい」という言説も成り立ちますし、それが社会をよりよくした場合もあります。 ましてや、ローカルルールを墨守するかどうかと、イヌを飼う資格とは無関係です。 ・動物の売買 これの恩恵を受けていない人はひとりもないでしょう。その人個人が売買しないとしても、動物が売買される社会に生きていること、先祖代々生きてきたこと、その成果を享受していることにかわりはありません。 私はキリスト教の信者ではありませんが、「汝らのうち罪なき者 まずこの女を打て」はなかなか味わい深い言葉だなあと思い出しました。 ゆうさんはミスを犯し、どういう結末になろうとも、その結果はゆうさんが引き受けることになります。完結しています。倫理的側面について、他者から、その他者の個人的な考えによって、避難・断罪されるべき筋はないでしょう。 |
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