獣医師ではありませんがご参考まで。

　無視は正解ですんで続けるとして、その補強。

１　お休みの日などに時間をとって、実際には出かけないのに、自転車を出したり戻したり、を繰り返します。当然、吠えても無視。できれば何日間か、日に何セッションずつか、１セッションあたり数十分できるといいのですが。

２　事前の準備として、吠えるの同時には出来ないことを教えます。モノを咥えるとか。命令で咥えるようにしておき、うまく咥えたらいつもうんと誉めてやるようにしておきます。
　複数で手分けして、ひとりが〈１〉を行ないます。繰り返しているうちに興奮の度合いが収まってきますから、「命令に従いそうな雰囲気になってきたら」〈２〉を命じて、実行したら誉めてやります。
　簡単に〈２〉ができそうな状態まで待つのが肝心なところです。

　この組み合わせで改善が期待できますが、あまり焦られませんよう。ご自身書いておられますが、年齢もありましょう。淋しさや不安に耐えられるようになるのは、トレーニングと絶対年齢の両方が要りますから。急に止めさせるというよりも、自転車の気配がしたら吠えるという習慣が強いまま固定されないように・・・というぐらいでいいかと。
　なお、途中で、いままで以上に強く吠える可能性があります。特に、無視に大きな比重がかかっている場合。それは消去手続きで普通にあることですから、そこで諦めてはいけません。もとより悪化します。一時的なものと堪えて、淡々と続けるのが肝心です。