アタマでは判っておられるが・・・というような状況と拝察して。

　読まれたことの繰り返しになりますが、いまは躾なんてなーもせんでいいんです。もうベタベタに甘やかしてください。
　咬まれた時、痛くないなら、「おう、咬んだねえ、強いねえ、かわいいねえ」とかいって、甘く咬みかえすとか、いちゃいちゃしてください。
　痛かったら、「痛い！」といえばいいんです。躾じゃありませんよ。教えなくていいし、叱らなくていい。痛い、ということを表明すればいいんです。
　痛かったらイヌから離れちゃえばいいんです。これはある意味ではテクニックの使用になりますが（タイムアウトなぞといいます）それも気にしなくってかまいません。痛くていやだから相手をするのやーめた、でいいんです。

　咬むのはイケナイと上から教えるよりも、咬むとつまんないなーと納得してもらうほうがずっと効きます。

　愛で溺れそうになるぐらい愛してやるのがいまは必要です。愛に、しつけとか制限とか訓練とか将来のこと考えたプランとかの不純物が入るのはよくないのです。
　
　ワクチン後。
　獣医さんからはたぶん、風呂に入れるなとかあまり激しい運動させるなとかいわれるでしょう。
　要するにふだんどおりでおっけー。熱が出ないかちと注意するぐらい。といっても、体温計を肛門に突っ込んでの測定なんて要りませんよ。

　すこし心配性とお見うけします。いける口なら酒など少々召されて、仔犬と一緒にころごろ寝るとか、お勧めします。呑んでいると咬まれてもあまり痛くありませんしね。
　というぐらいにいいかげんでかまいません。