イヌ掲示板過去発言No.1100-200401-3
>パールちゃん |
投稿日 2004年1月1日(木)18時21分 プロキオン
ブルセラ病は、感染する動物ごとにブルセラ菌の種類が異なっており、犬のブ ルセラ・カニスは比較的症状が軽度の部類に入ります。 (一番問題なのは、羊のブルセラ・メリテンジスで、俗に人間が感染した時に は「マルタ熱」と呼ばれる別名をもっています) もっとも病原体を分離しやすいのは、流産胎児ということになりますので、胎 児とこれに附随する胎盤等の取扱いに注意を必要とします。 ということなので、 >注意点としては、感染の疑いのある犬の流産排出物や尿に接触しないように すればOKですか? で正解です。ピンポ〜ン! 牛や羊等で発生すれば、法定伝染病ですので、かなり大きな問題となります。 犬が指定感染動物から除外されているので、さほどの騒ぎにはなりませんが、 それでも接触密度の高い動物ですので、注意は必要です。 もっとも、問題の施設に関係のない犬であれば、一般的な注意で済むとは思い ますよ。 |
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