獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200401-302

すがる思いで2
投稿日 2004年1月30日(金)00時34分 pinoko

コンバンワ。書き込んでからパソコンの傍を離れていたら書き込みがありそれだけで感激してしまいました。
そうですね、症状など細かく書かないと適切なアドバイスもらえませんよね。失礼いたしました。
いつも一緒の部屋で寝ていました。ときには布団の中にはいってきたり、朝起きたら自分のベッドで寝ていたりと、自由にしていました。
この子が1歳になる頃のことでした。6月初旬の明け方、「キキィーーッ!!ヒーヒー!ギー!」という何ともいえない悲鳴のような声で私は目が覚めました。
まだ暗く電気をつけたら4時過ぎで、犬が床のカーペットの上で倒れていて四肢をつっぱらかせて泣いていたのです。
何が起きたのか分からず、抱きかかえると痛がるように悲鳴をあげ、そのショックからかウンチが出ました。
ました。
私なりに動転しながらも、「きっとベットから落ちて骨を折ったのかも」と思っていました。
すぐにいつものかかりつけの病院に電話をし、留守メッセージを入れたら折り返し院長から電話があり、分かる限りの状況を伝えたら朝一番で来るようにとのこと。
病院ではレントゲン異常なし。ショック状態から抜けたら検査をすることで入院しました。
数日後脊髄造影の検査をしようとしたら脳脊髄駅の中に出血したあとが見られ、脊髄造影の検査は中止。
先天性のヘルニアや、水痘症の疑いはないようです。手術して直るものでもなく。
MRIをやってもいいがコレといった原因はつかめるかどうかは分からないとのこと。
結局神経麻痺という状態で、落ち着くまで入院で、自宅療養に切り替わり、今に至ります。
ただその間も、本当に若干ですが小さい回復は見られました。
最初はお見舞いに行ったときも円に涙をためてシッポだけ少し動かしてくれたり。やがて寝たきりのまま四肢を動かし、首が持ち上がり上半身だけ「伏せ」たり。
先生から言われたリハビリは四肢で立たせた状態で支えて何十分かキープすること。この子にとって寝たきりの状態が一番落ち着くようになってしまっているから、四肢で立つ事が「逆立ち」みたいにバランス感覚が取れていないそうです。
仕事をしていてもなるべく効率的にリハビリができるとようにその格好でキープ出来るようにケージに工夫したり、温泉に入れたり、おやつでつって動かせたり、出来ることはしているつもりです。
事故の瞬間の現場を見ていないだけにやりようのない気持ちです。
自分のどこガいけなかったのか、、。
人間でもそうなのだから、針灸で歩けなかった子が歩けたとか聞くと、可能性にはかけてみたい。
この子が1歳半のうち、ふつうに走り回れていたのは1年もないのです。可哀想でそもそもうちにつれてきたことすら罪悪感を感じてしまうときもあります。
ただこうなったらなんとしてでも治してあげる事、それが私の責任だと思っています。
ちなみに食欲はものすごく旺盛で、おやつの為なら物につかまり、鼻で身体を支えながらも後ろの二本足で立ったりもするようになりました。
排泄は自分で出来ますが、寝たきりなのでどうしても体についてしまい、清潔に保つようにしています。
最近後ろ足の付け根、というか腰の筋肉が落ちたのか、骨ばっているカンジです。
それとどうしてもいつも同じ向きで寝ているので片側の腿の関節部分の毛がはげているような、、。
長くなったのでとりあえずここまでにしてきます。フリーメアド今度作ります。
読みつらいですね、申し訳ありません。 オヤスミナサイ。

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