イヌ掲示板過去発言No.1100-200402-39
>シゲさん |
投稿日 2004年2月6日(金)11時06分 プロキオン
仰せの通り、鼠径輪の閉じる時期というのは個体差があります。其れ故、陰睾 の子に対しても「生後6ヶ月をすぎてからも下りることがありますから、もう 少し様子を見てみましょうか」という話もあるわけです。 また、逆に雌犬などでは鼠径輪が緩い子がいたりして、「鼠径ヘルニア」の原 因になったりします。 ただ、先日も話しましたように精巣を挙上させようとして牽引する方の筋肉も 発達してきますので、腹腔内部へ引く力もあって、精巣が発育して大きくなっ てからであれば、鼠径輪も通過しにくくなります。 父犬が人間が手を貸す事なく、下降したのであれば、それはあり得ないことで はありませんが、「運よく」の部類に入る話ではないかと思います。 |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |