獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200403-16

Re:アマガミについて!
投稿日 2004年3月2日(火)21時47分 投稿者 パールちゃん

samuraiさんへ。
遊びながら噛むときは噛むことをやめさせてはいけません。
噛むことをやめさせると噛む力をコントロールできない犬になってしまいます。
どのくらい噛むと相手が痛がるか嫌がるかを覚えさせるために、
遊びながら人の手足を噛むことは大切なお勉強なのです。
噛まれて痛かったら「痛いっ」と自然に声が出ますよね? それでいいんです。
その声を聞いて犬は「あ、噛みすぎちゃった」と気がつき、
痛がっている姿を見て「悪いことしちゃったなぁ」と反省します。
どんなことをしたとしても、別室に閉じ込めるようなお仕置きはいけません。
叱らなければいけないときはちゃんと犬の目を見て言葉で叱ってください。
瞬間的に「コラっ」と怒ってもいいんですよ。
でも、すぐそのあと、逃げてしまった犬を呼び戻して怒った理由を説明してあげてください。
たとえばブルースがスリッパを噛んでいたとしましょう。
「こらっ」(ブルース逃げる)「ブルース、おいで」(ブルース戻る)
なぜながら「ブルース、スリッパは噛んじゃだめ」と言ってスリッパを指で指し示す
「ブルース、わかった?」と言いながら目を見る
これでOKです。これだけで充分に叱ったことになります。

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