うっかりやまさんへ。

お散歩のあとのなんとなく生臭いような匂いって、
もしかしたら外出による緊張のせいかもしれませんねぇ。
犬は緊張すると手足の裏(肉球のあたり)に汗をかきます。
その汗には独特の臭気があります。いわゆるケモノ臭です。
今度また「あ、匂う」と思ったら手足の裏に鼻を近づけて匂いチェックしてみてください。

> トイレについては水を飲む勢いが落ち着きつつあって、
床の上への失敗が一昨日よりは減りました。

飲み水の量と尿の量は比例するわけではありませんから、
床の上にしちゃう回数が減ったのはwakaくんがちゃんとトイレ学習をしているからですよ♪
お水をたくさん飲むのは遊んだあとですか?
お水を飲む前後は「暑いよー」って感じにハーハーしていますか?
犬はハーハーして、体にたまった熱を呼気によって冷まそうとします。
鼻の長い犬は冷却効率がいいのですが、
フレンチブルくんのように鼻が短い犬種はハーハーしてもなかなか放熱できません。
そうなると水をたくさん飲んで体温を下げようとします。
だから水をたくさん飲むのではないでしょうか。
運動後でもなくハーハーしているわけではないのに水ばかり飲んでいたり、
飲む量が今後ますます増えるようなら、糖尿病や腎機能のトラブルという懸念がありますので、
獣医さんに多飲の相談をし、機会を見て血液検査を受けてみることをおすすめします。

トイレへの誘導は、指でトイレの方向を差したり声をかけて呼ぶのは×です。ぜったい×です。
それをやるからトイレ以外のところでしちゃうんです。
wakaくんはおそらく「トイレはあそこだよね」とちゃんとわかっていると思います。
で、そこに行こうとしているのに指サインを出されたり呼ばれたりするから、
「え? あそこはだめなの?」と勘違いしているのだと思います。
呼ばれたり指を動かしたりすると犬は��しようとしていたことを中断�≠ｵます。
トイレに行こうとしていたのに行くのをやめてしまうわけです。
でも排泄はしたい、我慢できない、うろうろうろうろ、シャ〜・・・です。
声をかけたり動作で誘導する必要はありません。
wakaくんが自発的にトイレで排泄するまで静観していればいいんです。
で、できたら誉める。。。です。
どこがトイレだかぜんぜんわかっていない場合は積極的に誘導する必要があります。
その場合は、『クンクン床の匂いを嗅ぎはじめたらすかさず抱き上げてトイレに降ろす』です。
トイレから出ようとしたらまた抱き上げてトイレに降ろす、、この繰り返し。
このときは名前は呼ばず、「シーだよ」とか「シーシーね」とか用語はなんでもいいですが、
排泄行為を差す言葉を決めて、その言葉だけをささやき続けてください。
で、できたら誉める。。。です。
うっかりやまさんがこれまでしていたトイレ誘導は、誘導とは正反対の意味になってしまっていたように思います。
トイレを差して「そこでしちゃダメだよ」と言い続けていたような・・・。
だからwakaくんは混乱してあちこちにしてしまうようになったのではないでしょうか。
トイレ以外に匂いが残っているからまたそこにしちゃうんだろうなと気にしなくてもいいです。
トイレを使うときを待つ、できたら誉める、大切なのは本当に本当にこれだけ！ですよ。
あ、扉は閉めないほうがいいです。
閉めたときがトイレのときだと覚えてしまうと困ることになりますから。

トイレはトイレトレーを使っているのですか?
wakaくんがそのなかでくるくる回れるくらいの面積がありますか?
乗ったときガタンと揺れたりしないようになっていますか?