イヌ掲示板過去発言No.1100-200405-114
ワサビさんへ |
投稿日 2004年5月30日(日)02時14分 投稿者 パールちゃん
健康な犬の肛門はふだんはキュッとしまっていて、 ウンチをしたあともすぐにキュッと元の状態に戻ります。 が、下痢が続いたり肛門腺が詰まって炎症気味だったりするとプヨプヨとやわらかく腫れたようになったりして、 犬自身もヒリヒリ感があるのか気にして一生懸命に舐めたりします。 脱肛、脱腸、痔は排便時によく観察してみるとわかると思います。 ウンチとともに肛門内部の皮膚がめくれて少し出てくるような状態が脱肛です。 ウンチポーズになっているのになかなか出てこなかったり、 ウンチをしながらお尻を気にして後ろをたびたび振り返ってみたり、 ウンチ直後に急に横座りになって肛門を舐めたり、 そういう仕草をするときは排便時に何か違和感があると判断できます。 ウンチの太さはどうでしょう。細すぎたり太すぎたりということはないですか? 腸ヘルニアや腸重積の検査は造影剤を注入して行います。 おへそ回りや鼠けい部にプックリとふくらんでいるような箇所はないかどうか、 視診や触診も行います。 タマタマはちゃんと外に降りてから去勢手術をしましたか? 停留睾丸の子で開腹手術だったりすると、まれに縫合不全や腸間膜の癒着などが起こることがあり、 便が動くとおなかの中が引きつれて激痛が走ったりすることがあります。 雄叫びバナナ歩きは排便タイミングと関係はなさそうですか? ウンチを出したあとしばらくはそうならないけれど、 食べたものが腸に行く頃合やウンチをする直前にキャンキャンになることが多い、、、 というような因果関係はないでしょうか? クルクル回ったりキャンキャン騒いだときは「どうしたの? 大丈夫?」とフォローはせず、 静かに見守っているほうがいいと思います。 りんママさんも書いていましたね、平然としているほうがいいですよって。 キャンキャン鳴くときって「助けて〜」というふうに飛びついてきたりはしないのですか? トラウマによる不安や恐怖ならソファの下に潜りこんだりせず、 飼い主の元に逃げてくると思うんです。 飼い主のところにこないのなら、心理的なこと(トラウマ)ではなく、 身体的なこと(おなかや肛門周辺)が原因なのかなぁ。 |
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