イヌ掲示板過去発言No.1100-200406-65
わんわんさんへ |
投稿日 2004年6月18日(金)02時21分 投稿者 パールちゃん
ラブさんの… フィラリア成虫を取り出す手術は、ノドを切開してそこの血管から管を入れ、 先についた小さなハサミで肺動脈にいるフィラリアをつまみ出します。 手術自体はむずかしいものではありませんが、 フィラリアの数・寄生場所・血管の状態・犬の体力などに手術の成否が左右されます。 手術代としては何十万円もかかるものではありません。 が、入院日数や手術の難易度によってプラスアルファの料金に差が出ます。 いちばん確かなのはかかりつけの病院に聞くことです。だいたいの目安を教えてくれます。 目安を聞くことはけして失礼なことではありません。むしろちゃんと聞いておくべきことです。 術後はなるべく安静に、切開部位を掻かないように。 といっても、うちの子が手術をしたときは3日間入院で、 退院してきた日にはもう走り回って、待っていた奥さんと交尾までしていました(苦笑) 後遺症は、フィラリアの寄生していた年月や寄生場所・数などによります。 場合によってはすべての成虫を取り出せず残すときもあります。 一度成虫に寄生されるとそれを手術で取り出せたとしても、 咳が出やすい、ぜーぜーする、疲れやすいなどの後遺症が残る場合が多いです。 |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |