しょうさんへ。
鼻につけられると苦しいし、スプーンはひんやりと冷たいからいやなんですよ。
指につけて与えてみてください。
あ、無理矢理に口をあけるのはいやがりますから、口をこじあけることはしないほうがいいです。
床にはいつくばっているときにそっと背中を抑えると、
「わー、やだよー」と言うかのようにピ〜ピ〜鳴き声を出すはずです。
ピ〜と鳴くときに口を少しあけますから、その瞬間に指につけた離乳食をすばやく口に入れてみてください。
鼻の穴に入れないようにね。
指が入るほど口を大きくあけないときは、唇(口の先端部)に離乳食をベチョッと塗りつけるといいです。
そうすると「なんか変なことされたよー」とまたピ〜と鳴きます。
そのとき唇についた離乳食が舌にふれるので「わっ、なにこれ」と舐めて飲み込みます。
何回かそれをやると「あ、おいしい」とすぐその味を覚えますから、
そうなったら離乳食のお皿を鼻下にもっていくだけで自分から食べるようになります、
お皿は平べったくて浅いものを、離乳食はドロドロ状態に、
離乳食の温度は最低でも人肌程度で理想はもう少しあったかい程度に、、などがコツです。

我が家の離乳食は脂肪の少ない牛赤身のひき肉を犬用ミルクで溶いてドロドロにしたもの。
「さ、お皿から自分で食べてみようね」の初体験のとき、
なんの迷いのなくペロペロペロと上手に食べ始める子もいたし、
何日経ってもそれができなくてズルリ〜と離乳食のなかにヘッドスライディングしちゃう子もいました(笑)。

生後1ヶ月半ころに離乳するのが頃合ですから、
あせらずに、あと2週間かけて離乳すればいいや、と思ってください。