イヌ掲示板過去発言No.1100-200408-13
Re:犬の美容院に行ってから湿疹が出来ました。 |
投稿日 2004年8月2日(月)15時42分 投稿者 パールちゃん
リサさんへ。 > 薬を処方されました。 > ・ラリキシンドライシロップ・キノトミン・整腸剤です。 > 出来ればこの薬のことを教えていただけませんか? ラリキシンは抗炎症・抗菌殺菌の薬、キノトミンはアレルギー性のかゆみを抑える薬、 整腸剤はラリキシンの影響を受けてしまう腸内菌のための薬です。 インターネット検索をしたり図書館に行ったりすれば薬のことは簡単にわかります。 が、いちばんいいのはそれを処方してくれた獣医さんに直接聞くことです。 獣医さんと二人三脚で治療に当たるためにはとても大切なことですよ。 > それからワンのシャンプーについてですが > あまりする必要もないんじゃないかと思い始めています。 > 今までは2週間に一度のシャンプー、2ヶ月に1度のシャンプーカットです。 犬は皮膚を濡らさないために全身に毛がはえています。 特にプードルの被毛は他の犬種に比べて厚く深く密生していますよね。 上毛も下毛も豊かで、巻き毛・縮れ毛があり、毛質は硬め。 なぜプードルはそうなのかというと水をはじいて皮膚を濡らさないためです。 水辺の鳥獣犬だった祖先はその被毛によって皮膚を守ってきました。 なのに今は定期的にシャンプーされるプードルが大半です。 皮膚を濡らすまいとしている体の作りに反した習慣をもたらされてしまっています。 > 水でしっかり洗えば汚れは取れるんじゃないか > また、蒸しタオルで拭けば汚れは取れるんじゃないかって思います。 > それから、ハーブやものすごい水(?)のスプレー式の虫除けもあるみたいですが > その効果はどうなんでしょうか? リサさんのいう汚れ≠ニはなんでしょう。 犬は皮膚に汗腺はありませんので、 汗をかいてそこに汚れが付着する〜アカになるということはありません。 ホコリやゴミは毛に守られて皮膚に届くことはありません。 犬の皮膚は人間の皮膚とは比べ物にならないほど清潔で健全なんです。 それなのに、水で濡らしたりシャンプーなどの薬剤の刺激を受けたり、 ドライヤーで熱せられることで、犬の皮膚はとことん痛めつけられています。 これで皮膚トラブルを起こさないほうが奇跡です。 毛の汚れを落とすには日常的にコーミングを行うだけで十分だと私は考えています。 トリミングするのは見栄えをかわいくするためだけでなく、 コーミングのときに毛をひっかけて犬に苦痛を与えないため、 クシを通しやすくするためのものだと私は思います。 おうちでのていねいなコーミング・ブラッシングが習慣になれば、 体質由来の皮膚病を除いた大半の皮膚病を回避でき、 ノミダ二の早期発見や駆虫がしやすくなります。 シャンプーをすれば犬は清潔になり健康になるというのは神話です。 シャンプーは99の害と1の得。 1の得は、ふわふわになっていい匂いがしてますますかわいい〜♪と 人間に思ってもらえるだけの得です。 |
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