イヌ掲示板過去発言No.1100-200408-16
まりおのままさんへ |
投稿日 2004年8月3日(火)01時08分 投稿者 パールちゃん
6歳での初産は遅め≠ナすが遅すぎ≠ナはないと思います。健康体なら妊娠〜出産は無事にやりとげるでしょう。 でも、問題はそのあとです。遅い初産をしたことがシニア期に入ってからの体調にマイナス影響を与える可能性は捨てきれません。 具体的にあげると、性ホルモン活発化によって卵巣や乳腺にかかるストレス、また産みたいもっと産みたいという心理的ストレス、妊娠・出産・育児の疲れからの回復など。 同居の小型犬に対しての態度が変わったりすることもあるので、今のいい関係≠ェ崩れる可能性もあります。 商業繁殖犬は初回発情から高齢になるまで、それこそ産めなくなるまで機械的に産まされつづけます。が、そうではない家庭犬は、理想をいえば3歳で初産、もう一度産ませるなら1年あけて初産の翌々年5歳のときに再び、その2回きりにするのが犬の健康を損ねない最良の方法だと思います。 あともうひとつ、大型犬は一度の出産で10頭近くの仔犬を出産することも珍しくありません。 すべての仔犬に幸せに行く先を与える責任を果たせますか? その点もよく考えてみてくださいね。 |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |