イヌ掲示板過去発言No.1100-200408-56
そういうことです |
投稿日 2004年8月15日(日)00時04分 投稿者 はたの
彼女が強く「びびっとくる」もので、かつ安全なものを探す、のが第一歩です。 それに「行け」を組み合わせる、そのとおりです。 するとびびっときかたが弱くて、かつ飼い主が喜ばないものはいかなくなるわけで。 だから羊を飼うのが理想的なんです。国内でもそのためにヒツジを飼っている人、おられますし。ただ、こうなると、ヒツジ100対イヌ1ぐらいでちょうどいいのが、イヌに対してヒツジが少なすぎるために、ヒツジが受けるストレスが異常に大きくなりがちで、また別の問題が出てきますが。 >例えば、「追いかけろ」なら、飼い主が走っているのをみても待てるように、「マテ」を>徹底するとことからやるのでしょうか? 逆です、逆。ドッグランなどの安全なところで、イケイケドンドンではじめます。で、水路が深くなってから、水路以外のモノに対して抑制を教えます。弁別ができてからでないと、何がよくて何がダメなのかわかってもらえませんから。 言い換えると、抑制を教えられる前提を整えるために、びびっとくるものを先に提供したいわけなのです。 適切なサイト似心当たりはありません。 本にしても、どんぴしゃというのはなかなか・・・断片的な知見が得られるものはありますが、理屈と実例がキレイに揃うものは・・・ 「犬に精神科医は必要か」「うちの犬が変だ」「プロブレムドッグ」といった柔らか系と、「犬と猫の行動学」のような硬い系、プラス、もしお好きでしたら「メイザーの学習と行動」のような理論書、の3分野で、できれば合計10万円分ぐらい(図書館で読んで読み返しそうなものだけ買うという手もあります)読まれると、 「なぜ」そうするのがいいのか、 が判り、応用がきくようになろうかと思います。 いまいるイヌの行動矯正のために・・・と思うとつらいものがありますが、勉強そのものを楽しめるようなら興味深いものがあります。 |
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