イヌ掲示板過去発言No.1100-200408-78
Re:子犬の大きさ |
投稿日 2004年8月22日(日)01時09分 投稿者 パールちゃん
デカ吉さんへ。 大丈夫ですよ。体重だけが成長の目安ではありませんからね。 体重がグングン増える時期もあれば体重増加はややにぶって骨や内蔵が発育する時期もあります。 体重の折れ線グラフを作ってみてください。 目を近づけて折れ線グラフを見ると体重増加がにぶる時期があるはずですが、 折れ線グラフを遠目に見れば確実に成長しているのが実感できます。 母犬のお乳があまり出ていないようだというのはどこで判断していますか? ひとつの乳首を吸い続けずにすぐにほかの乳首に移動したり、乳首からすぐに口を離してピーピー鳴き続けたり、 母犬から離れたあとも眠らずにウロウロし続けたりしているなら母乳不足が考えられます。 母乳は吸われることによってどんどんたくさん出るようになるので、 仔犬が1匹だけでは母乳生産のための刺激が足りないのかもしれません。 ママ犬のおっぱいをマッサージしてあげるといいですよ。 人工哺乳を併用してもかまいませんが、できれば、 仔犬に乳歯がはえてきて母犬が嫌がるころまでは授乳をさせてください。 「痛いわよ」「だって飲みたいんだもん」 「もうダメよ」「えーー、なんでーーー」 こういうやりとりをさせることはとても大切ですから。 兄弟姉妹がいない1匹だけの仔犬はなおさら母犬との関係が大切になります。 ママが教えることをたっぷり学ばせてやってくださいね。 始めはなかなか哺乳ビンからうまく飲んでくれません。 でも慣れれば(仔犬も人も慣れれば)グビグビ飲むようになります。 ミルクは熱くない程度の高めの温度(40度くらい)、仔犬の姿勢はうつ伏せで、 哺乳ビンを持っている手をモミモミさせてあげる、飲ませているときにおなかや首を圧迫しない・・・ 人工哺乳のコツはこんな感じです。 |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |