イヌ掲示板過去発言No.1100-200410-13
REみゆきさん、アンプさん |
投稿日 2004年10月6日(水)16時50分 投稿者 だんちひ
獣医師のだんちひ、と申します。栄養障害を起こしやすい犬を飼育しています。 みゆきさん、カロリー計算はこちらのサイトを利用したそうですね。が、先ほど試しに「生後4ヶ月の成長期の子犬、フードは100g当り410キロカロリーで入力したら、1日の必要量は「171g」となりました。「114g」とは随分違うような気がしますが、いかがでしょうか? アンプさん、「逆に生後6ヶ月までの成長期の子犬には食べたいだけ食べさせる」ようにするとのことですが、それは何か根拠のある理由があるのでしょうか? と言いますのも、現在では成長期のエネルギー過剰は肥満の原因となり骨格障害を引き起こすとされています。 そして、食べたいだけ食べさせる方法は自由採食方法に該当すると思われますが、この方法だと明らかに骨関節障害の発生率が上昇すると報告されています。 特に股異形成を起こしやすい犬種(大型・超大型に多い)では成長期の過剰体重は要注意であるといわれています。(私も生後6ヶ月まではある程度の食事制限をおこなうように指導します。) それとも、ボーダーコリーはこのような情報があてはまらない特殊な犬種なのでしょうか? |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |